マーティン ファロンのハードボイルド汚部屋 日記

残されていった家財・ゴミをひたすら片づけていき、終の棲家を手に入れるブログ。※2018.12でゴミ屋敷との戦いはほぼ終了。これからはスコシ片付けと節約・リタイヤに向けての準備が主戦場となる!! ※2019.07質素、貧乏、孤独、汚部屋、ブルース…そして迫りくる老後を考えてみる 50オーバーのおっさんの暮らし… お気楽シンプルライフなの…オサレ度ゼロ!

東京は城西エリアの古家(築70年)に住む中年独り者が
しがない自営業を営みつつ家族が残していった物を
ひたすら片づけ・古家ならではのエピソードを記していく。
「お金はないけど時間はたっぷりある」的なブログ。
タイトルはジャック ヒギンズの小説、
『死にゆく者への祈り』の主人公より拝借。


昨夜の納品先でお客様に振舞われた料理。
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所々、冷凍焼けが見られる安い牛肉は解凍されておらず

パックから取り出しても四角く固まったままだ。

フライパンに油を敷き煙を待たずその凍った四角い肉を入れる。

更にもう一パックを重ねるように投入。

解凍を早めようとフライパンに蓋をする。

時々蓋を開け菜箸で凍った肉を突きバラけさせようとする。

徐々に大量の肉に火が入り外側が焼くというより霜が解けた

水分で煮立っている。

塊をほぐすように肉を菜箸で突き

上下を入れ替え中心の赤部分を露わにし

霜と肉から出た油で煮てゆく。

霜の水分、肉の油や旨味が混ざりフライパンの底で煮立っている。

肉の色が赤から黄土色に変わった。

完成である。

皿にライスを盛り付けその横に

旨味、脂身の抜けた繊維状の肉を乗せる。

なんの味付けもない冷凍ブロッコリーを

煮立った鍋より盛り付ける。

湯切りをしないので肉、ライスの上にボタボタを湯が落ちる。


其処に賞味期限を二年も過ぎた焼肉のタレをかけ完成だ。


「美味いか?」と聞かれても

無言で返す。

無言の行 苦行である。

これを焼肉と言い張る本人



不味すぎる。人生最大級の不味さだ!

肉が嫌いになった。

トラウマだ

PTSDだ



今朝はYouTubeでステーキの美味しい焼き方を観てる。

肉のイメージを上書きしなければ

肉嫌いになってしまう。

今夜は自分の為に丁寧にステーキを焼き

ゆっくりと味わうつもり…





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