マーティン ファロンのハードボイルド汚部屋 日記〜終の住処を求めて…

残されていった家財・ゴミをひたすら片づけていき、終の棲家を手に入れるブログ。※2018.12でゴミ屋敷との戦いはほぼ終了。これからはスコシ片付けと節約・リタイヤに向けての準備が主戦場となる!! ※2019.07質素、貧乏、孤独、汚部屋、ブルース…そして迫りくる老後を考えてみる 50オーバーのおっさんの暮らし… お気楽シンプルライフなの…オサレ度ゼロ!

東京は城西エリアの古家(築70年)に住む中年独り者が
しがない自営業を営みつつ家族が残していった物を
ひたすら片づけ・古家ならではのエピソードを記していく。
「お金はないけど時間はたっぷりある」的なブログ。
タイトルはジャック ヒギンズの小説、
『死にゆく者への祈り』の主人公より拝借。

3年ほど前にひょっこり店にやって来た。


当初は会話にならず、一方的に捲し立てる

ばかり。

 齢当時で62。

独居老人。

趣味はスケッチ。

戦前の文化、芸術と帝国海軍をこよなく

愛する男

 ホパ川さん。←エドワード・ホッパー好きなのもあって隠語あだ名として命名される…


 一度として仕事はした事ないものの

親の残した財産でこれからの寿命3回あっても

まだ金残る億り人。

 奇人変人である。



恐ろしく買いっぷりはいい。

 10万、20万とポンポン買ってくれた。

そして閉店後、高速を使って配達をする。

ガランとした部屋に介護用のトイレが置きっぱなしになっており、ご両親の遺骨は畳の上。

 納品の後すぐに帰れると思ったら大間違い。

ホパ川さんの自慢話または集団ストーカーの被害状況をただ頷きながら2時間ほど拝聴する…


  完全な糖質である。


今日最後の配達が終わった。

近日、事業譲渡or廃業予定のこの店

 もう二度とあの家に行くことはないだろう。


奇怪なホパ川さんの三年分てんこ盛り奇話はまだまだ続く…







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